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【JETBOT】JETBOTを作ってみる 〜1回目 3Dプリンタで印刷編〜

はじめに

先日、購入したJETSON NANOを使ってJETBOTを作ってみます。
github.com
6月中にキットの販売が予定されているとのことですが、
3Dプリンタを購入(JETBOTのためだけではないですよ)したので、パーツからすべて自前でそろえてチャレンジしていきます!
今回はパーツの印刷を行っていきます。
組立ては次回で。
ちなみに、3D印刷の業者さんに見積もり依頼したら何処も4〜5万とのことでした。
今なら、この値段で家庭用の3Dプリンタ買えちゃいますよね。。。

1.事前準備

プリンタと公式の3Dモデルを準備

プリンタ

QIDI TECH :X-Smart
あちこちで使いやすさ、サポートに評価のよかったこちらの3Dプリンタを購入しました。
実際、私の購入したプリンタも初期不良があったのですが、英語でメール投げたらすぐに代替パーツを郵送してくれました。
値段も5万円を切っていたので、購入に踏み切りました。

3Dモデル

JETBOTでは4種類のパーツを印刷する必要があります。
こちらはすべてGithubにあるのでそこから落とします。

名前 リンク 必要数
Chassis chassis.stl 1
Camera Mount camera_mount.stl 1
Caster base caster_base_65mm.stl 1
Caster shroud caster_shroud_65mm.stl 1

印刷

プリンタ用にstlファイルを変換

x-smartの場合、専用ソフトでプリンタ用にstlファイルを変化する必要があるので行います。
ソフト自体は、付属のUSBメモリインストーラが入っているのでそれをインストールします。
Mac/Winどちらも対応しています。
変換自体は画面に沿ってやっていくだけなので簡単です。
日本語化も出来るので、全く迷いませんでした。
f:id:sya_mu-neco:20190609200740p:plain:w500
後はUSBに変換後のファイルを保存し、3Dプリンタにさして印刷するだけです。
超簡単です!
印刷時間の参考値としては、
Chassis:約11時間
その他:約45分
でした
印刷中はこんな感じです
f:id:sya_mu-neco:20190609200328j:plain:w500
後は印刷が終わるのを待つだけです。

問題点(詰まったこと)

主に私の技術面の問題だと思うのですが、
・「Caster base」「Caster shroud」の印刷がうまくいかない
写真のとおり、ぐちゃっとなってしまいうまく印刷できませんでした。
f:id:sya_mu-neco:20190609201630j:plain:w300
いろいろ試して、以下のように解決しました。
デフォルトの印刷向きが
f:id:sya_mu-neco:20190609201858p:plain:w500
このようになっているのですが、これだと台との接地面が小さく、印刷時にフィラメントに引っ張られ固定されなかったようです。
そこで
f:id:sya_mu-neco:20190609202055p:plain:w500
このように90°反転させて安定するようにして印刷を行い成功ました。
・フィラメント選びに失敗
これは完全に私のミスなのですが、自分の好きな色で印刷しようとフィラメントを購入したのですが、
芯の直径が小さく、3Dプリンタにセットできませんでした。
しょうがないので、このように近くの棚の手すりに断線したUSBケーブルでぶらさげることで、かっこ悪いですがフィラメントを使えるようにしました。
f:id:sya_mu-neco:20190609202741j:plain:w500
はじめ、プリンタの上に平積みで置いておく方法も試したのですが、それだとフィラメントが絡まってしまい、印刷中に詰まってしまうことがわかったのでこの方法をとりました。
ちゃんと仕様を確認しないだめですね。。。

完成品

f:id:sya_mu-neco:20190610010301j:plain:w500
どうにか印刷できました!
全部印刷すると半日以上かかりますね。。。(私の場合、失敗も含めて1日作業でした)
パーツの印刷から自分でやるのは時間がかかるものの楽しかったです。

まとめ

どうにかパーツの作成までは出来ました。
3D楽しいけど奥が深そうです。
これから、JETBOT以外にもいろいろ印刷してスキル磨いていきたいです。
次回はその他のパーツの購入〜組たてまでをご紹介できればと思います。

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