2021/09/18にPython3エンジニア認定基礎試験に合格したので、動機や勉強方法など体験記としてまとめます。
試験の概要
Pythonの基礎知識を問うCBT(パソコンで受験する)形式の試験です。
試験会場を自分で予約して受験する通年で受験が可能で、受験までのスケジュールが組みやすいです。
[blogcard url="https://cbt.odyssey-com.co.jp/pythonic-exam.html" /]
1000点満点で700点以上で合格となります。その場で合否が出ます。
特徴としては、主教材であるオライリー・ジャパン「Pythonチュートリアル 第四版」のどの章からどれだけ出題されるかが公開されている事です。
そのため、合格率も非常に高い試験となっています。
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受験動機
スキルアップのためにPythonを勉強する中で自分のスキルレベルを確認するために受験を決めました。
仕事で必要であれば、仕事で使うことが目標になるのである程度モチベーション維持できるのですが、プライベートで勉強だとなかなかモチベーション維持ができないこともあるので、資格取得を目標にするのもオススメです。
ちょうど、Pythonエンジニア育成推進協会が受験宣言して教科書のPython本をもらおう!キャンペーンをしていたのもあります。
[blogcard url="https://www.pythonic-exam.com/archives/news/555camp" /]
キャンペーンが2021年11月末日まで期間が延長されたので、これから受験を考えている人は申込みを検討してみてもイイと思います。
受験者のスペック
普段はSEとして働いています。キャリアは10年ちょっとでそれなりに開発経験は積んでますが、C#やJava、PHPが中心でPythonの実務経験はありません。
プライベートでちょっと触ったことがある程度です。
勉強方法と勉強期間
- 勉強期間:1ヶ月半
他言語の経験もあったので、最初は1ヶ月後の受験を目標に考えていましたが、9月に「Pythonチュートリアル 第四版」へ対応するのと、試験会場の予約状況の兼ね合いで半月ほど予定が後ろ倒しになりました。 - 勉強方法:書籍2冊と模擬試験
詳細はこの後書いていきます。
<勉強方法詳細>
流れとしてはこんな感じで勉強しました。
Python入門書で基礎勉強 → 模試 → 理解度低い、入門書で勉強できてない部分中心にPythonチュートリアルで勉強 → 模試
Pythonで書いた経験ほとんど無かったので、最初はいきなり難しめ書籍で定評のあるオライリーで勉強は避けて最初に入門書として評判の高いPythonスタートブックで基礎を勉強しました。
プログラミング経験者であれば、1週間使わずに読み切れると思います。
その後は、模試を受けつつ理解が浅いところをPythonチュートリアルみながら埋めていくようにしました 。
参考書
この2冊で勉強しました。
- Pythonスタートブック[増補改訂版]
- Pythonチュートリアル 第四版
最低でもPythonスタートブックは実際コードを書きながら進めるのがオススメです。身につくのが圧倒的に早いです。
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模試
公式に認定されている模試が2社から提供されています。いずれも無料で何度でも模試を受けることができます。
[blogcard url="https://study.prime-strategy.co.jp" /]
実際試験を受けてみた所感としては難易度は
[blogcard url="https://diver.diveintocode.jp/python_basic/lp" /]
DIVE INTO CODE << 本試験 <= プライム・ストラテジー
DIVE INTO CODが一番簡単で、本試験とプライム・ストラレジーは同じぐらいかちょっとだけプライム・ストラレジーの方が難しいかなって感じです。
模試を繰り返すと問題と答えを覚えてしまうデメリットもありますが、試験慣れする意味も込めて模試を繰り返し説きました。
最低でも常時90点以上はキープできるようにしておくといいと思います。
受験日の様子
府中にあるのオデッセイテストセンターで受験しました。
CBT試験のわりには受験できる会場が少なかったです。一番近い会場を選びましたが、それでも自宅から電車乗り継いで40分ぐらいかかりました。
このご時世せいか、同時受験は自分を含めて3名。しかもPython3エンジニア認定基礎試験の受験者は一人だけでした。
時計も身につけておいてはいけないので、スマホなどと一緒に鞄にしまい受験スタート。
模試で一度も出てこなかった内容も多少ありましたが、30分ほどで見直し含め試験終了。
結果は750点とかなりギリギリでしたが、無事合格できました。
その場で試験結果レポートを印刷してもらって終わりです。
合格したことで得れること
Python基礎を覚えた証明にはなります。正直実務レベルでいきなり役に立たつとまではいかないかなと思いますが。
ただ、学生さんであれば就職活動でアピールになりますし、自分のような現職のエンジニアであれば、新しいスキルを身につけることができたことで勉強するモチベーションにつながります。
会社によっては評価とかにもよい影響あるかも。
自分のレベルを客観的に見ることができるので受けて見て損はないと思います。
次に目指したいこと
個人的には次のステップとして、同じくPythonの資格であるPython 3エンジニア認定データ分析試験か、せっかくPythonの勉強をしているので関係が深いディープラーニングの勉強をしつつG検定の取得を目指していきたいなと思ってます。
少し休憩したら取り組み始める予定です。近いうちまた合格体験記書けるといいな。