CentOS8でsudoコマンドを実行時に
xxx is not in the sudoers file. This incident will be reported.
と出てsudoができない時の対処法です。
前提
以下のユーザでsudoを使えるようにします
- kabosu
例では、kabosuを追加していますここはsudoを使いたいユーザ名に置き変えてください
rootに切り替える
suでrootに切り替えます。
[kabosu@localhost ~]$ su
Password:
[root@localhost kabosu]#
visudoでsudoersファイルを編集
root権限でvisudoコマンドを実行し、sudoersファイルを編集します 。
viでの編集になります。viでの編集は出来ること前提で話を進めます。
[root@localhost kabosu]#visudo
sudoerファイルの100行目あたりにある
## Allow root to run any commands anywhere
root ALL=(ALL) ALL
にユーザを追加して保存します。
例では、 kabosuを追加していますここはsudoを使いたいユーザ名に置き変えてください。
パスワード入力ありなしで若干異なるので、使いたい方を参考にしてください。
<パスワード入力ありの場合>
## Allow root to run any commands anywhere
root ALL=(ALL) ALL
kabosu ALL=(ALL) ALL
<パスワード入力なしの場合>
## Allow root to run any commands anywhere
root ALL=(ALL) ALL
kabosu ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL
動作確認
これで以下のようにsudoが使えるようになります。
[kabosu@localhost ~]$ sudo yum update
Last metadata expiration check: 2:44:52 ago on Sun 24 Oct 2021 10:08:15 PM JST.
Dependencies resolved.