昨年、話題になったCentOSの終了問題。CentOSからの移行先としていくつか候補が出ています。
その中で国産のRHEL(CentOS)互換で大きな実績のあるリビューションのMIRACLE LINUXが無償化されました。
今回は検証目的でAWSにCentOS8互換のMIRACLE LINUX8.4をインストールしてみたので、手順をメモ代わりに残しておきます。
あくまで簡易手順です。AWSの細かい操作などは割愛しています。容赦ください。
対象者
- とりあえずAWSでMIRACLE LINUXを立ち上げたい人
手順
新規インスタンス作成を開く
EC2のインスタンス画面でインスタンスの起動をクリックする。
マーケットプレイスでMIRACLE LINUXを選択する
サイドバーのAWS Marketplaceを選択して検索窓にMIRACLEと入力し、 MIRACLE LINUX8.4を選択する。
Continueをクリックしてインストールするマシンイメージを確定する。
詳細設定を行いインスタンスを作成する
ステップ2でインスタンスタイプでt2.microを選択し、確認と作成をクリックして次のステップへ進む。
ステップ 3~5はデフォルトのままで進める。
推奨は t2.medium なので、インスタンス作成後に色々試したい人は t2.mediumにすること。今回は無償枠でインストールだけ試す想定です。
セキュリティグループを作成する
ステップ6でセキュリティグループを作成します。
セキュリティグループの作成は任意。既存のものを使ってOK。今回はSSHを試すので22ポートだけ許可したグループを作成。
インスタンスの起動をキーペアの選択
ステップ7でインスタンスを起動し、キーペアを選択する。
すぐ削除するので、警告は無視でOK。キーペアが無ければ作成する。
以上で完了。
ユーザはec2-userです。TeraTermなどから接続するとこのようになります。