AWSを勉強する中でVPC作成のIPv4のCIDRブロック作成で、CIDRの考え方をよく理解できていなかったので、自分なりの調べてまとめおく。
ちなみにCIDRは"サイダー"と読むそうです。
結論
CIDRとは、IPアドレスの範囲を表すもの
になります。
例)「192.10.0.0〜172.10.255.255」の範囲を表したい時
192.10.0.0〜172.10.255.255
→172.10.0.0/16
となります。
詳細を説明すると
192.10.0.0を2進数へ変換すると
192.10.0.0
↓
10101100.00001010.00000000.00000000
となります。
「/16」の部分は固定にするビット数を指します。
「/16」なので先頭から16ビットが固定、以降は「0~255」の範囲を動的に設定となります。
今回の場合「/16」なので、16ビットが固定となります。
10101100.00001010.00000000.00000000
つまり10進数に戻したときに
192.10.0.0
このように「192.10」の部分までは固定。
残りの「0.0」の部分はそれぞれ「0~255」をセットするとなります。
つまりは、「192.10.0.0〜172.10.255.255」の範囲を表していることになります。
もう一つ例を挙げとくと、
例)「192.168.10.0〜192.168.10.255」の範囲を表したい時
192.168.10.0〜192.168.10.255
→192.168.10.0/24
となります。
192.198.10.0を2進数へ変換すると
192.168.10.0
↓
10101100.10101000.00001010.00000000
となります。
「/24」なので先頭から24ビットが固定、以降は「0~255」の範囲を動的に設定となります。
10101100.00001010.00001010.00000000
10進数に戻すと
192.1680.10.0
「192.168.10」まで固定になるので、「192.168.10.0〜192.168.10.255」の範囲を表していることになります。
理屈が分かれば簡単ですね。