プログラミング

超便利!RDCManでリモートデスクトップ接続を管理

はじめに

皆さん、リモートデスクトップ使われてますか。

筆者は仕事柄複数のリモートデスクトップ接続をしています。

Windows標準のリモートデスクトップ接続だと環境の切り替えがかなりめんどくさくてどうにかならないかが悩みの種でした。

同じような経験をされてる方も多いと思います。そんな方のお勧めしたいのが「RDCMan」です。

RDCManとは

MS社が提供しているリモートデスクトップを管理するアプリケーションです。

リモートデスクトップの接続を一元管理できグルーピングやパスワード記憶など便利な機能をたくさん持っています。

主なメリット

環境管理の効率化

RDCMan上で接続先の環境に名前をつけて管理、グループ分け、接続先の切替えなどができます。

リモートデスクトップだと、複数立ち上げて誤って別の環境を操作してしまいそうになることがありますが、RDCMan上でグループ化して接続を切り替えることがでます。

ヒヤリハットでよくある検証につなげたつもりが本番だったみたいなことを軽減できます。

パスワードを保存できる

リモートデスクトップではパスワードを保持できませんが、RDCManではパスワードを保持できます。

そのため、接続までの手間を省くことができます。もちろん、パスワードは暗号化されます。

また、同一のID/PWを使っている環境を同一グループに入れると、親フォルダにID/PWを保存すると継承してログインをすることができます。

まとめて、認証情報を管理できて便利です。

インストール不要

EXEを起動するだけで利用できるため、インストール不要です。

バイナリを汚さないで済むのは地味にありがたいです。

端末を交換する際も設定ファイルを移動させることで引き継ぎも簡単にできます。

RDCManの導入方法

サイトからDLして任意の場所に展開するのみです。

インストール不要なので、非常に手軽に導入できます。

実際に導入した後のイメージはこんな感じです。

フォルダごとにグループ化してその下に接続する環境をおくことで、リモートデスクトップ接続を管理しやすくなります。

RDCManは危険では?

実はRDCManは2020年に複数の脆弱性が見つかり、公開終了となった経緯があります。

この記事を読まれている方の中にも当時の事を知っていて、危険性があるから導入できないと考えている方もいらっしゃると思います。

しかし、公開終了後に方針転換があり脆弱性対応をしたRDCManが再公開されています。

つまり、現在は、公開終了が無くなって安心して使えるRDCManが公開されている状態となります。(ややこしい。。。)

そのため、今も安心して使える状態となっています。(再公開時は本当にうれしかった)

まとめ

複数のリモートデスクトップ接続を日常的に使う方には、RDCManは一度使うと手放せなくなるとおもいます。

MS社が提供しており信頼性もあり、利用開始までの手間もほとんど無いので是非試してみてください。

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